通信2強体制に風穴か
[ 234字|2017.11.21|経済 (economy)|econoTREND ]
比政府と米IT企業のフェイスブックが海底通信ケーブル敷設事業で合意したのを受け、国内通信最大手のフィリピン長距離電話(PLDT)のイスベルト報道担当者は「(通信業界の)競争を歓迎する」との声明を出した。同事業は2019年に完成予定で、比に対して毎秒2テラバイトのデータ通信能力が割り当てられる。政府はこの通信能力の一部を中小通信業者に優先的に割り当てる計画で、現状のPLDT(スマート社)、グローブ両社による2強体制に影響を与えるとみられる。(17日・マラヤ電子版)