コンバインドサイクル発電所建設計画発表
[ 310字|2017.10.10|経済 (economy)|econoTREND ]
国内複合企業中堅のフィンマ・グループの発電部門、フィンマ・エナジー社はこのほど、内燃力発電の排気で発電を行う複合発電用のコンバインドサイクル・ガスタービンを使った発電所をルソン地方2か所とセブ市に建設する計画を明らかにした。3カ所合わせると総発電量は904メガワット。
同計画によると、建設予定地はルソン地方カガヤン州サンタアナ町とパンガシナン州スアル町、そしてセブ市。いずれも液化天然ガスを燃料とするコンバインドサイクル・ガスタービンを導入するもので、その送電網への接続性や事業可能性の調査に着手する。同社は昨年、パンガシナン州スアル町における液化天然ガス輸入基地の建設計画も発表している。(5日・スタンダード)