成長率予測を下方修正
[ 290字|2017.9.22|経済 (economy)|econoTREND ]
クレディ・スイスはこのほど、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)業界の収益伸び率が今後、縮小するとみられることから、2018年度のフィリピンの国内総生産(GDP)伸び率予測を従来の6.2%から5.9%に引き下げた。17年度の成長率予測6.1%も達成できない可能性があるとした。同行の経済アナリストによると、比のBPO業界は現在、米トランプ大統領による保護主義の影響や経済区庁からの許可発行の遅延、超法規殺人など現政権下における治安の悪化などに加え、有能な人材の不足や優遇措置の一部撤廃案などの問題で欧米投資家による投資意欲がそがれているという。(19日・スター電子版)