カジノ放火事件で損失に
[ 320字|2017.8.16|経済 (economy)|econoTREND ]
6月2日に統合カジノ施設、リゾーツ・ワールドで発生した発砲・放火事件の影響で、同施設を経営するトラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループの今年第2四半期(4〜6月)の損益が3億1122万ペソの損失となり、前年同期の6億3861万ペソの純益から大幅な損失に転落した。上半期では3億7477万ペソの純益で、前年同期の18億ペソの純益に比べ約5分の1に縮小した。上半期の総収入も112億2千万ペソで同18%減少。発砲・放火事件でカジノ運営が27日間ストップしたことがゲーム収入を引き下げた。マキシムズ・ホテルは客室占有率が6月末に73%まで回復したが、放火現場となった2階客室は小売エリアに改装して再オープンする予定。(15日・マラヤ)