セメント大手が事業拡張に5400万ドル投資へ
[ 258字|2017.7.28|経済 (economy)|econoTREND ]
国内セメント製造最大手のホルシム・フィリピンズは26日、現在の同社のセメント生産能力1000万トンを1200万トンまで引き上げる拡張事業に、今後2年間で総額5400万ドルを追加投資すると発表した。特に、ルソン地方ラウニオン州とミンダナオ地方ダバオ市にある生産拠点を拡充する。ドゥテルテ政権のインフラ事業拡大政策によりセメント需要が高まるとみて、実業家ラモン・アン氏が経営するイーグル・セメント社やアボイティス財閥傘下のリパブリック・セメント社がいずれも生産拠点の拡大を打ち出している。(26日・スタンダード電子版)