カジノを資金洗浄報告対象にする法案通過
[ 297字|2017.6.7|経済 (economy)|econoTREND ]
カジノでの一定金額以上の賭け金を資金洗浄防止委員会に報告することを義務づけた下院法案がこのほど通過した。同法案によると、500万ペソ以上の賭け金が動いた場合、資金洗浄の恐れがあるとしてカジノ施設が同委員会に関連情報を報告することを義務づけている。現行の資金洗浄防止法によると、銀行や金融業者に対し、一度に50万ペソ以上の金額の送金や入金があった場合に、同委員会への報告を義務付けている。昨年2月、バングラデシュ中央銀行の口座がハッキングされ、8100万ドルの資金がリサール商業銀行(RCBC)の支店を経由して不正に比に流入し、比のカジノで資金洗浄された事件が起きている。(4日・スター電子版)