カジノを資金洗浄防止法の監視対象に
[ 266字|2017.4.7|経済 (economy)|econoTREND ]
上下両院はまもなく、カジノ営業を資金洗浄防止法の監視対象とすることを盛り込んだ複数の関連法案の審議を開始する。昨年発生したバングラデシュ中央銀行の預入口座から8100万ドルが不正に引き出され、フィリピンの市中銀行やカジノを通じて資金洗浄された事件を受けた動き。銀行などの金融取引だけでなく、カジノでの巨額な賭け金にも監視の眼を光らせる必要があると一部議員らが法案を相次いで提出した。ある法案によると、50万ペソを超える賭け金があった場合に、当該取引に関する報告書の提出をカジノ運営業者に義務付けることになる。(5日・スター電子版)