太陽光発電付きかんがい施設に予算を
[ 269字|2017.2.8|経済 (economy)|econoTREND ]
ピニョル農務長官はこのほど、ドゥテルテ政権下でコメ自給化を実現させるため、2018年から22年にかけて毎年、かんがい用太陽光発電建設事業向け予算として総額200億ペソを同省予算に組み込むことを下院議会に提案し、承認を求める意向を示した。同省の提案では150ヘクタール当たりの稲作農地に対して毎日400〜1000ガロンの水量のかんがい用水をくみ上げるポンプを設置し、その電力を太陽光発電施設で賄う。比の稲作農地は現在、約390万ヘクタールあるが、そのうちかんがい用水を利用できているのは120万ヘクタールにとどまっている。(6日・スター)