電力スポット価格が低水準
[ 234字|2016.12.21|経済 (economy)|econoTREND ]
19日のフィリピン電力市場会社(PEMC)発表によると、11月期の電力卸売りスポット市場における売買価格が1キロワット時当たり2.27ペソと2011年1月以来となるほぼ6年ぶりの低水準になった。供給量が安定していることに加え、気候も涼しくなりエアコンなどによる消費量が減少しているため。同市場に電力を供給する発電事業者の燃料別割合は石炭が47.42%と最大で、次いで石油25.44%、地熱12.5%、水力9.25%、風力2.16%などとなっている。(20日・スター)