所得税率引き下げに懸念
[ 194字|2015.11.19|経済 (economy)|econoTREND ]
格付会社ムーディーズの比担当エコノミストは、比政府が表明している年収50万ペソ以下の個人の所得税率を17年までに25%へ引き下げる計画に対し、比が投資適格級の国の中で最も税収効率が低いとして懸念を表明した。国内総生産(GDP)に対する税収比率は15年7月時点で14.09%と低く、政府は15年末までに15.3%、16年末まで16.6%に引き上げることを目標にしている。(17日・スター)