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　マニラ電力（メラルコ）の料金大幅引き上げを最高裁が差し止めている問題で、国内有力経営者団体のフィリピン産業連合会（ＦＰＩ）のアランサ会頭はこのほど、発電会社や配電会社、企業などの大口電力消費者の代表など利害関係者らが一堂に会して話し合う機会を設けることを提案した。同会頭は発電会社や配電会社が昨年の決算報告で大幅な収益拡大を実現している点に注目、電力産業自由化法の条項のみに基づいた電力料金の引き上げにも問題があるとして、当事者間で忌憚（きたん）のない意見交換を行い、解決を目指したいとしている。（25日・スタンダードトゥデー）