エネルギー資源を調査
[ 324字|2012.10.22|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー省のアシリット次官によると、同省は政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)による和平枠組み合意を受けて、ミンダナオ地方に将来誕生する「バンサモロ(イスラム教徒の国)」域内のエネルギー資源を調査する。今後の投資規模を含めて、開発のあり方と探るのが目的。
エネルギー省はまた、慢性的な電力不足に悩む同地方のエネルギー供給計画の策定作業を進めている。この作業について、アシリット次官は「作業が終われば、具体的な数字を提示できると思うが、全体像を示すにはさらに検討が必要になろう」と述べた。
同次官はさらに「枠組み」合意の波及効果に言及し「投資家の信頼が高まり、プロジェクト投資も期待できる」と語った。(19日、ビジネス・ワールド)