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[ 237字|2012.4.12|経済 (economy)|econoTREND ]
□ノースレール事業見直しか
首都圏とパンパンガ州クラーク特別経済区を結ぶ高速鉄道「ノースレール」建設事業で、融資元の中国政府との協議が停滞している。中国政府の指導者層で世代交代をめぐり政治が不安定になっているのに加え、比政府側が建設請負業者の中国企業の交代を求めていることが要因という。中国企業は鉄道建設の経験が少なく、2004年の事業開始以来、1キロ区間の軌道敷設が終了しただけ。中国政府が請負業者の交代に応じない場合、比政府は他の他国と融資協定を結ぶことを示唆している。(9日・インクワイアラー)