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[ 283字|2008.8.7|経済 (economy)|econoTREND ]
補償金向け協調融資で合意
政府系金融機関のランドバンクと比開発銀行(DBP)は、政府によるマニラ空港第3ターミナル接収に対する補償金支払いへの充当金として4億ドルを協調融資することで合意した。両行が2億ドルづつ分担する。第3ターミナルはドイツのフラポート社を中心とする企業連合体PIATCOが事業主で、最高裁が2003年に同社と政府間による建設|運営|移譲(BOT)契約を破棄する判決を出した。その後パサイ地裁は政府に対し、補償金の一部30億ペソの支払いを命じ、政府は6,300万ドルの支払いを実施した。補償金総額については係争中。(4日・インクワイアラー)