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[ 291字|2007.9.4|経済 (economy)|econoTREND ]
MRT3号線の買収契約に調印
テベス財務長官は8月31日、政府が首都圏鉄道(MRT)3号線を、建設主体で所有者のMRTC社から完全買収する契約に調印したと発表した。買収総額は8億6,500万ドルで、政府と国家開発公社の借入金でまかなう方法などが検討されている。政府とMRTC社が結んだ建設|貸与|譲渡(BLT)契約によると、政府が毎月約500万ドルの鉄道賃貸料とメンテナンス費用をMRTC社に支払い、運輸通信省傘下の首都圏鉄道局(MRTA)が運営してきた。しかし、同線の採算が悪化、政府が完全買収し3億8、000万ドルの赤字分を削減することを優先した。(1日・インクワイアラー)