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　ファビラ貿易産業長官は８日の経済担当閣僚会議の後、中小輸出企業をペソ高の影響から保護するため国営の比開発銀行（ＤＢＰ）に総額10億ドルの外国為替ヘッジ基金を開設することを明らかにした。中小企業主がドル資産を30、60、90日間ヘッジするため、同ファンドに400・500ドルを払い込めば、満期時に払い込み時と同じ外貨レートでペソに替えることができるという。ヘッジ資金は他の金融機関に再ヘッジする。（11日・ブレティン）