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　香港の投資会社、ファースト・パシフィックは比通信最大手、比長距離電話会社（ＰＬＤＴ）株の14％を保有する比ＰＴＩＣ社の政府保有株（同社株の46％）の購入を断念した。テベス財務長官が30日、認めた。ファースト・パシフィック社は株主権を行使して、シンガポールのパララックス社の提示額252億ペソに対抗する額を示す予定だった。同長官によると共同買収を打診された日本のＮＴＴドコモ社が不参加の意向を示したという。今後はＰＴＩＣ社の自社株購入権行使に焦点が移る。（30日・ＤＭＳ）