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[ 244字|2005.6.28|社会 (society)|econoTREND ]
□高額紙幣へのアバカ繊維使用でアバカ生産が拡大か
中央銀行がこのほど、100ペソ以上の高額紙幣にアバカ(マニラ麻)と綿の混合繊維の使用を承認したため、今後、国内のアバカ生産が拡大する見通しが出てきた。繊維産業開発庁(FIDA)によると、中銀は2003年から20ペソと50ペソ紙幣に使用してきたアバカ20%、綿80%の混合繊維が紙幣の品質や耐用年数で従来の繊維に勝ったことから、高額紙幣への導入を承認した。中銀はとりあえずアバカパルプの納入量を300トン分引き上げた。同庁も今年からアバカの栽培面積を拡張する予定。 (25日・タイムズ)