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[ 313字|2001.8.28|社会 (society)|econoTREND ]
□米半導体大手が出荷基地をスービックに変更
ベンゲット州バギオ市に進出している米国の半導体製造大手、テキサス・インストルメント社はこのほど、輸出用コンテナ基地をマニラ国際コンテナターミナル(MICT)からスービック湾自由港内のコンテナ基地に移すことを明らかにした。MICTの貨物扱い手数料が同自由港に比べ高いことや港湾労働者のストなど労働問題が多いことが要因。港湾内での製品盗難も頻発しているという。同社は現在、年間1,500トンの半導体製品(9億ドル相当)を輸出しているほか、毎月20フィートコンテナ15台分の原材料を輸入している。同自由港にコンテナ基地を移した場合、コンテナ処理能力が高まるため、将来的に現在の2倍に当たる3,000トンの原材料輸入を予定している。