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中央銀行はこのほど、市中銀行の預け入れ資金に対する翌日物借入金利を、これまで預け入れ金総額により段階的に低く設定していた「段階別金利制度」を廃止し、同金利の実質的引き上げを行うことにした。今月３日から実施される。中銀はこれまで、例えば翌日物借入金利を９％に設定した場合、中銀への預け入れ金の総額によって、50億ペソ以上100億ペソ以下の場合7.5％に、100億ペソ以上の場合６％に段階的に引き下げていたが、これからは、すべて９％に固定する。これまで金融市場へのキャッシュフローを促すためこの段階的金利政策を取っていたが、より多くの過剰資金を中銀に滞留させるために、今回の政策変更を行った。