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[ 319字|2001.7.28|社会 (society)|econoTREND ]
□国内向けバナナ品種を輸出用に
バナナ輸出業者の大手、ラパンダイ・フーズ社(LFC)は、国内向け品種を輸出に回し、輸出相手国を拡大することで、今年度の輸出額目標を最高で1,500万ドルにし、昨年度実績の倍増を目指している。LFC社は現在、主にキャベンディッシュ種バナナを日本や韓国、中国やニュージーランドなどに輸出、特に日本向けが全輸出の40%を占めている。昨年度の輸出総額が700万ドルだった同社では、国内向け品種のラカタンやセニョリータ、レディー・フィンガーと呼ばれる品種を積極的に輸出に回し始めた。また今年からイランへの輸出を開始したほか、台湾やオーストラリア、米国などへの市場進出を目指しており、今年度の輸出額を1,000─1,500万ドルまで増加させたい考え。