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[ 258字|2001.6.12|社会 (society)|econoTREND ]
□大手銀行が資産運用会社を通じ不良債権処分へ
中央銀行によると、国内商業銀行大手のメトロポリタン・バンク・アンド・トラスト(メトロバンク)とエクイタブル・PCIバンクが、それぞれ抱えている不良債権およそ500億ペソを資産運用会社を通じて減価償却処分する計画を検討している。商業銀行の不良債権率は平均16%を超えており、中銀は先に、独立した資産運用会社を創設して不良債権の処理する計画を表明していた。同計画によると、商業銀行が不良債権の担保となっている資産を資産運用会社に減価売却処分するが、条件として運用会社側が少なくとも20─30%分を現金で支払うというもの。