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[ 256字|2001.4.3|社会 (society)|econoTREND ]
□ミンダナオに世界最大の太陽熱発電設置へ
政府はこのほど、米国に本拠を持つ石油小売り大手のBPアモコ社とスペイン政府との間で、世界最大規模の太陽熱発電施設建設事業(総工費4,800万ドル)の契約を正式に交わした。契約によると、BPアモコ社の子会社であるBPソーラー社が、第一期事業として、ミンダナオ島の農村部で今年9月から70地区5,500戸を対象に、自宅やかんがい施設、飲料水確保や学校などの電化のために大規模な太陽熱発電施設を建設するという。第二期事業は2003年から別の農村地域で同様の電化事業を行い、総計で40万人を対象に電力を供給するのが目標。