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上院・経済関係委員会はこのほど、パラワン諸島に特別経済区（エコゾーン）と自由港の建設を目指す共和国法案を策定、本会議に上程した。同法案はブルネイ、インドネシア、マレーシアとフィリピンを結ぶ、東アセアン成長地域発展構想の中心に位置する同諸島の南端にあるバラバック島に特別経済区と自由港を建設しようとするもの。同委員会は、同島が地理的条件に恵まれていることに加え、①森林があり、水資源が豊富②マランパヤ天然ガス田の開発でエネルギー資源にも恵まれている──ことを挙げている。同法案では、一人当たり15万ドル以上を出資する外国人投資家に対し、永住資格や様々な優遇措置などの付与を定めている。