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[ 304字|2001.3.2|社会 (society)|econoTREND ]
□控訴審、バヤンテルの携帯電話業界参入認めず
控訴裁判所はこのほど、下級審が携帯電話市場への参入を一時差し止めたのを不服としてバヤン・テレコミュニケーションズ(バヤンテル)が控訴していた裁判で、同社の訴えを棄却した。同社の負債率の高さと通信委員会(NTC)に払うべき1億1,700万ペソの許可申請費の未払いが判決の主な理由。同社は最高裁に上告する予定。地上回線電話業界大手でロペス財閥傘下のバヤンテルは昨年5月、NTCから携帯電話市場への参入について暫定許可を取得、ノルウェーの企業と60億ペソの携帯電話ネットワーク設置事業を行う契約を進めていた。同社は携帯電話に押されて加入者が減少、昨年末の加入者総数は21万5,000人で前年比12%減になっていた。