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フィリピン国家石油公社（ＰＮＯＣ）傘下の石油化学開発社（ＰＰＤＣ）はこのほど、バタアン州の石油化学パークに建設予定のナフサ破砕工場の技術・実現可能調査を行う外国企業を選定した。調査会社は来月までに技術設計計画と同工場の採算性などの調査結果を発表する予定。ＰＰＤＣはまた、財政アドバイザーも近く選定するが、応募企業には、東京三菱、住友両銀行も加わっている。ＰＰＤＣはバタアン州マリベレス町とリマイ町に計520ヘクタールの石油化学パークを建設中で、道路や港湾などの整備の他、ポリプロピレンやポリビニール・クロライドなどの工場建設を行ってきている。