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フィリピン自動車連盟は政府に対し、国内資本の自動車組立会社ノルキス・オートモーティブ・リソーシーズ社に発行したダイムラー・クライスラー社のセミ・ノックダウン車（ＳＫＤ）輸入許可を取り消すよう要請した。主な理由として、①1998年４月に政府はＳＫＤの輸入を禁止する措置を講じている②完成車からタイヤとバッテリーを除いただけで完全ノックダウン車（ＣＫＤ）と同率の低関税になるＳＫＤの輸入は自動車部品製造業界に打撃を与え、政府にとっては歳入減となる──などを挙げている。ノルキスは、ダイムラー・クライスラーが2003年に比でＣＫＤの組み立てを開始するための市場調査を行う目的でＳＫＤの輸入許可を申請、了承を得ている。