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[ 284字|2001.1.13|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、翌日物金利を0.5ポイント引き下げ
中央銀行は11日、翌日物借入金利を現行の13%から12.5%へ、貸出金利は15.25%から14.75%へと、それぞれ0.5ポイント引き下げる決定を下した。新レートは15日から適用される。これで、翌日物金利は過去2カ月間で5回にわたり計2.5ポイント引き下げられたことになる。今回の引き下げは、①金融市場が安定している②今年下半期に供給過剰となり、インフレ率上昇の可能性が薄らいだ③弾劾裁判が早期に終結し、政情が安定する見通しが強まった──などが要因。また、ペソの対ドルレートの安定を図るため、ホットマネーの過度な流出入を防ぐ目的で米国との金利格差を縮小する狙いもある。