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[ 288字|2001.1.11|社会 (society)|econoTREND ]
□マランパヤ天然ガス田開発が80%終了
シェル・フィリピンズ探査会社(SPEX)は2000年12月末現在、パラワン島北西沖のマランパヤ天然ガス田の開発を80%終えたと発表した。同社は、01年10月をめどにバタンガス州にある天然ガス利用発電施設への同ガス田産天然ガスの供給を開始する予定。その後、02年1月には首都圏の商業施設にも供給する。また同ガス田には、良質の石油が埋蔵されており、同社は今年4月から石油元売り3社へ販売する計画。石油産出量は当初、1日当たり2万──2万5,000バレルに上るもよう。これは、国内で消費される石油の10%に当たる量。2年後には同5万─5万5,000バレルにまで引き上げるとしている。