econoTREND
[ 216字|2001.1.6|社会 (society)|econoTREND ]
□今年度も貨幣の総供給量を15%引き上げ
中央銀行は、2001年度の国内資金の総供給量に当たるM3の目標成長率を00年度と同じ15%に設定した。これによって、今年度の国内総生産(GDP)の目標成長率2─3.5%を達成したい考え。中銀は、M3の増加などで01年度のインフレ率が8%に上昇するとみている。しかし、GDPがゼロ成長に落ち込み、インフレ率が2けた台になる可能性は否定しており、国内経済は不況下における物価上昇(スタグフレーション)には陥らないとの見通しを示している。