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大蔵省の発表によると、今年１—11月期の財政赤字は1,144億4,000万ペソだった。99年度の1,117億ペソを上回った。政府は、今年度の財政赤字が最悪の場合1,200億ペソに達するとみているが、これに迫る額となった。同期の歳入は4,645億1,000万ペソと、目標を532億7,000万ペソも下回った。国税局への税収の伸び悩みと民営化の遅れが要因。歳出は5,789億4,000万ペソで、予定を２億3,900万ペソ超過した。これは主として10月にペソ防衛のため金利を引き上げた結果、支払利息が増加したため。