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[ 228字|2000.12.2|社会 (society)|econoTREND ]
□ナフサ分留施設の建設が大幅な遅れ
バターン州で予定されているナフサ分留施設の建設開始が大幅に遅れるもよう。理由は、政情不安の影響で建設・運営主体の企業連合体を構成する各企業が投資を渋っているため。各企業は、議会が弾劾裁判を優先した場合、石油化学分野に対する12年間の法人所得税免除措置の付与などを盛り込んだ改定版オムニバス投資法の成立に遅れが生じる可能性があることなどから同施設の建設に消極的な姿勢を示している。同施設は当初、2003年の操業開始を目指し、年内に建設が始められる予定だった。