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[ 242字|2000.10.31|社会 (society)|econoTREND ]
□不良債権率が通貨危機後最高
中央銀行によると、今年8月末現在の国内商業銀行の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は15.31%だった。前月末に比べ0.05ポイント上昇し、通貨危機発生後最高となった。不良債権が前月比2.1%増の2,378億ペソに増加したのが要因。貸出金融資産は同1.8%増の1兆5,530億ペソだった。各行が不良債権に対する備えとして保有する予想貸出損失準備金の不良債権カバー率は同0.3ポイント増の44%に向上した。比の不良債権比率は、今後も上昇を続けるとみられる。