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ヘレラ下院議員（ラカス党）によると、国内のほとんどの銀行が窓口でペソをドルに両替することを拒んでいるという。金融システムのドルが底を突いたか、もしくは、各行がさらなるペソ安を予測し、ドルを売り惜しみしているもよう。同議員は、エストラダ大統領の違法賭博（とばく）収益金疑惑が投資家の信頼を失墜させ、ペソ安と株価暴落を招いていると指摘。大統領は問題解決のため辞任を真剣に検討すべきだと主張した。また、中央銀行に対し、ペソ防衛のためフィリピン外国為替市場での取引を統制するよう要求した。