econoTREND
[ 285字|2000.10.14|社会 (society)|econoTREND ]
□児童労働禁止で衣料繊維の輸出増
貿易産業省によると、今年1—9月期の衣料・繊維製品の輸出額は前年同期比9.34%増の24億5,100万ドルだった。児童労働禁止法や環境保護法を順守していることがバイヤーに認められ、輸出額の伸びにつながった。年内に30億ドルの大台に達する見通し。内訳は、輸入割当制度採用国への輸出額が同9.31%増の21億7,000万ドルと、全体の88.55%を占めた。このうち、米国が同7.1%増の18億3,200万ドル、欧州は同22.55%増の2億8,527万ドルとなった。同制度不採用国は同9.51%増の2億8,077万ドル。対日輸出が同2.43%減の9,644万ドルと落ち込んだ。