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[ 228字|2000.9.19|社会 (society)|econoTREND ]
□ピュアフーズ売却が難航
アヤラ・コープは、傘下の食品・飼料大手ピュアフーズ社の売却が難航している。有力な売却先とされるサンミゲル社が同社の純資産価値を23—33%上回る80億ペソでの買収を希望しているのに対し、アヤラ・コープの売値は110億ペソで、かなりの開きがある。サンミゲルはピュアフーズの加工肉部門、ピュアフーズ・ホルメル社を傘下に収めたい意向だが、ピュアフーズが手掛けるファーストフード(バーガーキング)など他の事業には関心を示していないため、交渉は平行線をたどっている。