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政府は、フィリピン・ナショナル・バンク（ＰＮＢ）の株式30％を政府から購入したルシオ・タン氏が支払いのため発行する信用状（Ｌ／Ｃ）を割引価格で現金化する方針を固めた。割り引きすることで早急に現金化し、今年度の歳入に加えることが狙い。ただし、割引価格が入札において現金決済の場合に付けられていた底値の53億ペソ（１株当たり80ペソ）を下回ることはないという。タン氏は、７月下旬に行われた入札で政府保有同行株を62億6,700万ペソ（同100ペソ）で落札、頭金として６億ペソを支払った。残りの56億6,700万ペソは信用状を発行、18カ月間にわたり支払うとしていた。