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[ 278字|2000.9.14|社会 (society)|econoTREND ]
□政府、来年度目標GNPなどの下方修正を検討
政府は、来年度の国民総生産(GNP)成長率などマクロ経済指標の予想値の下方修正を検討している。ブエナベントゥーラ中央銀行総裁が明かした。要因は、石油製品の値上がりとペソ安。引き下げ幅は明らかにしていない。来年度予算原案を取りまとめる際、政府はGNP目標成長率4—5%、目標年間インフレ率5—6%、翌日物金利8.9—9.9%にぞれぞれ設定していた。同総裁は、今月のインフレ率は4.6—4.8%にとどまるものの、今後はこれを上回ると予測。また、外国為替市場におけるペソの対ドルレートが原案作成の際に採用された1ドル=42ペソ台にまで回復するのは困難としている。