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[ 271字|2000.9.2|社会 (society)|econoTREND ]
□比メイバンクの外資100%に
マレーシア最大の商業銀行マラヤン・バンキング・バーハド(メイバンク)は、フィリピン・ナショナル・バンク(PNB)が所有していたメイバンク・フィリピンズの株式40%を購入して持ち株比率を100%に引き上げ、比メイバンクを完全子会社化した。外資による既存銀行の株式100%取得は、新一般銀行法が成立して以来初めて。比メイバンクは元来、PNB傘下の商業銀行PNBリパブリック・バンクだったが、1997年にマラヤン銀が株式の58.8%を購入、経営権を掌握し比メイバンクとして再出発させた。支店数は、国内で業務展開中の外資系銀行としては最多の59店舗。