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[ 219字|2000.5.9|社会 (society)|econoTREND ]
□ミ島紛争でトウモロコシが大幅減産か
農業省はこのほど、ミンダナオ島での国軍とイスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)の武力紛争の影響で、2000年度のトウモロコシの生産高が前年比30%減の320万トンに落ち込む可能性を示した。このため同省は、ルソン島北部のカガヤン、イサベラ、キリノ各州などカガヤンバレー地域での生産高を引き上げたい考え。今年度のトウモロコシの目標生産高は同4%増の480万トン。同省はまた、戦闘で5万ヘクタールに上る水田が被害を受けたとみている。