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[ 257字|2000.3.11|社会 (society)|econoTREND ]
□メラルコが3割減益
国内最大の電力配給会社マニラ電力(メラルコ)は、1999年度の決算で純利益が前年比33.5%減の33億ペソだったと発表した。総収入が同8.4%増の885億ペソと伸びたにもかかわらず減益となった。①営業経費が同8.7%増の835億8,000万ペソに増加した②一般家庭部門への電力販売量が同1%減に減少した——などが要因。収益率は5.4%と98年度の7.6%、目標値8%をそれぞれ大幅に下回った。同社は、収益率の引き上げを図るため電気料金をキロワット時当たり30センタボ値上げする方針。(10日・ビジネスワールド)