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ロシア第２の鉄鋼会社ノボリペツク鉄鋼社がフィリピン鉄鋼連合と合弁で鉄鋼公社を買収する可能性が高まった。ノボリペツクは、国内の投資環境が整えられるのを見極めた上、買収に乗り出すもよう。同社は、ロシアの上場企業上位20社の１つに数えられている。しかし、米国がロシア製鉄鋼製品の価格設定をダンピング（不当廉価）に当たると主張。制裁措置として輸入禁止としたため、同社の1999年度生産高は対前年比14％減となり、5,000万ドルの赤字を計上した。一方、同公社は、140億ペソに上る負債を抱え経営が破綻、操業を一時中止している。