フィリピン国家警察サイバー犯罪対策局(PNP-ACG)は4月、創設12周年を迎え、ケソン市で記念行事を開いた。「サイバーレジリエンス(サイバー攻撃を受けても復旧させる能力)のある環境に向けた支援」をテーマに、業界関係者が集まり、最新の脅威対策や最良事例の共有が行われた。電子決済サービス企業GーCashも協力し、ユーザー教育や詐欺防止策を推進している。記念行事では第3回エンジェル・ネット・サミットが開かれ、青少年保護の重要性が強調された。GーCashの法務責任者は、学生150人に向け、詐欺や児童のオンライン性的搾取への警戒を呼びかけた。PNP-ACGとGーCashは、今後もデジタル空間の安全確保に連携して取り組んでいく方針である。(29日、Pジャーナル)
フィリピン国家警察サイバー犯罪対策局、創設12周年を記念
2025/04/30
