ドゥテルテ前大統領の長男でダバオ市下院議員のパオロ氏は6月30日、前大統領がダバオ市に所有する自宅を売却するつもりはないと明らかにした。28日にドゥテルテ前大統領の内縁の妻のハニーレット・アバンセニャ氏が、SNSにて同宅を売りに出した旨の投稿をしていた。28日時点では「販売中」と書かれた看板が門に貼られていたが、29日には撤去されていた。パオロ下院議員は「父は、初めて自分で買った家を手放したくないのだ」と語った上で、「あの家はもはや父のものだけでなく、人々が集まるダバオ市のアイデンティティーの一部だ」と述べた。前大統領は「妻にはもっと大きな家がある。売る必要はない」と述べたという。(2日・テンポ)
ドゥテルテ前大統領、「自宅を売る気はない」
2025/07/03
