インターネット接続業者コンバージを経営するデニスアンソニー・ウイ氏は、フィリピンの航空管制事業に参入するためスペインの国営航空管制公社であるENAIREと提携するための交渉をスペインで行うと明らかにした。ウイ氏は傘下のコムクラーク・ネットワーク&テクノロジーを通じて、昨年にも運輸省に対し、総額298億2000万ペソの官民連携枠組での航空管制事業提案を行ったが、同省が却下していた。ウイ氏によると、昨年の提案段階では官民連携(PPP)法に関する施行規則細目の修正が当局の間で取り組まれており、民間企業からの単独提案を受けれられない状況にあったとして、スペイン当局の航空管制事業者とタッグを組むことが出来れば比政府にとり受け入れ可能な提案になることは確実だとされている。(18日・スター)
管制事業参入目指しスペイン企業と提携
2025/2/20
経済
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