運輸省のヘスース・オルテガ次官は17日、セブ市で開発を進めているセブ・バス高速輸送システム(CBRT)の第1期事業が3月5日の完工予定に間に合う見込みだと明らかにした。CBRT第1期事業はセブ・サウスバスターミナル~オスメーニャハイウエー~セブ州庁舎(2.38キロ)を結ぶ。事業費は9億ペソ超で、中国企業のHunan Road & Bridge Constructioinが2022年に受注している。第1事業はバス停4カ所と専用バスレーンを設置するほか、CBRTとセブ港を結ぶ1.15キロの専用歩道の改修工事も行う。運輸省は第1期事業が計画通り完工する見通しとなっていることから、第2~3期事業の発注に向けた建設請負業者の選定を進めており、6月第2週までに決まる見通し。CBRTは総延長35キロ区間で世界銀行からの融資も決まっている。運行1年目は83台のバスを投入するが、38年までには144台に増やす予定で、1日当たり16万4000人の利用者を見込んでいる。(18日・スター)
セブ市バス高速輸送 1期事業完了間近
2025/2/20
経済
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