不動産開発・モール運営大手SMプライムホールディングスは2024年決算報告を行い、連結純益が456億ペソと23年比14%増加し、過去最高を更新したことを明らかにした。連結総収入も1404億ペソと同10%増加し、2ケタ台の増収増益だった。事業別ではモール運営が総収入の55%を占めたほか、住宅開発が同34%、ホテル・会議場運営が6%、事務所・倉庫運営が5%をそれぞれ稼ぎ出した。特に昨年第4四半期には総収入が前年同期比14%増の406億ペソ、純益も同19%増の118億ペソとなり、それぞれ四半期ベースで過去最高の収益を記録した。SMプライムは現在、国内にSMモールを87店展開しているが、25年末までに210億ペソを資本支出し総床面積を現行より約20万平方メートル引上げて808万平方メートルに拡張する計画。また、会議場施設を2カ所建設するほか、ホテル拡張・改装事業にも着手する。(17日・マニラブレティン)
SMプライム純益が14%増
2025/2/20
経済
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