米IDCによると、2024年通年のフィリピン市場におけるスマートフォン端末の出荷台数が約1800万台で前年比6.1%増加した。ペソ安や連続台風など異常気象の影響が大きかったにもかかわらず堅調な経済成長と安価な端末の発売が相次いでいるため需要が伸びたという。昨年の全出荷台数の50%以上は1台100ドル未満の端末で、特に中国のTranssion製品が480万台を販売するなどこの分野をリードしている。そのため、24年度のスマホ端末機器の平均販売価格は179ドルと前年の192ドルから6.7%下落している。メーカー別市場占有率ではTranssionが37.3%でトップ。2~5位はrealme(13.3%)、vivo(11.0%)、 Xiaomi(11.0%)、OPPO(10.1%)といずれも中国メーカーが続いた。(マニラタイムズ)
比スマホ出荷台数 24年は6.1%増
2025/2/17
経済
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