国家タバコ庁(NTA)によると、昨年1年間のフィリピンからの未加工タバコ輸出額は9459万ドルで23年比6.5%減少した。輸出量にすると1780万キロで前年比14.2%縮小した。未加工タバコの輸出量と輸出額ともに2022年以降、減少傾向が続いている。輸出先としてはインドネシアが最大で、ほかに米国、台湾、ドミニカ共和国向けが多い。国内の輸出業者としてはユニバーサル・リーフ・フィリピン(ULPI)が2019年以降トップの座を守っており、昨年の出荷量は1414万キロで圧倒的な首位となっている。2番目は日系のJTIアジア・マニュファクチャリングで昨年は190万キロを輸出した。(30日・インクワイアラ―)
未加工タバコ輸出24年は14%縮小
2025/1/31
経済