中央銀行は、紳士協定(ジェントルメン・アグリーメント)に違反し高利で貸し付けを行う銀行に対し、制裁処置を施す方針を固めた。制裁内容は、支店増設許可の取り消しなど。市中銀行は、協定によって貸出金利を指標銘柄である91日物大蔵省証券(TB)のレートに比べ1.5—6%の枠内で高く設定することが義務付けられている。中銀は先週以来、銀行が不当に高利で貸し出すことを抑制するため、各行の貸出金利を週ごとに比較するモニター作業に着手した。
econoTREND
1999/9/7
社会